社長雑記 新着情報一覧

娘と夕ご飯をつくる備忘録

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(相変わらず自粛しながらマスクを売っている縦横無尽です)

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(少ないディスプレイにも心を込めて)

コロナウィルスによる店の時短で(越天楽、縦横無尽とも11時から15時までです)

帰宅が早くなりました。

夕方になると

小学生の息子

「お腹空いた」

と口を開けば騒ぎ、

猫達まで

「お腹空いた」

とニャーニャー騒いで、

家の中は大合唱です。

そんな中、食べることは好きだけど料理をしたことはない、

学校が休みな中学生の娘と僕が、

夕飯作りをすることとなりました。

下記、夕飯作りにあたっての備忘録を書いておきます。

・常に上々の気分で

・下準備が大切

・味噌汁に酒粕を入れるとまろやかになる

・何を作りたいではなく、何の食材があるかでつくる

・手間暇かけるよりも時間を短くが大切

・レンジをフル稼働

・皮等の廃棄物は猫に危険なものもあるので、すぐにゴミ箱へ

・豪勢なものより簡単なもの

・次の日の献立は前の日に考えておく(娘と打ち合わせ)

・ご飯は先に炊いておく

・根菜は先に煮ておく

・玉ねぎは味噌汁に入れる時は繊維に沿ってきる。サラダの時は繊維と垂直に切る(例外あり)

・ネットにあるレシピ時間の3倍で考える

・野菜を沢山使いたい時は大量消費で検索する

・料理で使った皿はすぐに洗う

以上、これが毎日とは世の中の奥さん、お母さん達はすごいなぁと感心しきりの備忘録でした。

新型コロナウイルスと2匹目の猫

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(こんな時でも人間の世界に関係なく、今年も美しく咲いている嵐山の桜です)

いつも感謝しております。

新型コロナウイルスにより

多くの方が不安や大変な思いをされていると思います。

先日家族から教えてもらった動画が

今の僕の気持ちを代弁していたので紹介しておきますね。

猫好きでない方も楽しめると思いますが、

猫好きな方はもっと楽しめると思います。
(個人的にはチュールのくだりがツボでした)

笑いは免疫を高めると言われていますし、

どんな状況の中でも楽しみを見つけて、笑っていければと思っています。

ちなみに2匹目の猫が我が家にやってきました。

オッドアイの白猫です。

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名前は「タラク」です。

1匹目が黒猫、2匹目が白猫で、碁石のようです(笑)

ゴロゴロしたおっさんとダラダラした女の子

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(写真は渡月橋からみた冬曙です)

重度の本好きなら一度は通るであろう本に

ジェイムスジョイスさんのユリシリーズがあると思いますが
(僕が勝手に思っているだけですよ)

ご多分に漏れず学生の時に触れる機会がありました。

重度の本好きに多い屁理屈言いをもってしても

上には上がいると思わせる理屈を積み重ねた上に

気が違いそうなくらい長い内容で
(翻訳された方に感嘆します)

歳を重ねて、

延々とジョイスさんの至高体験がかかれていると

認識するようにはなりましたが

今でもあまり近づきたくない本の一つです(笑)。

 で、その中に

「ぼくらは自分の内部を通り抜けながら、盗人たち、亡霊たち、巨人たち、老人たち、若者たち、未亡人や色事仲間たちに出会うのですが、しかし、いつだって自分自身に出会っているのです」

という文章があり、この一文に感銘をうけた覚えがありました。

要するに脱同一化前の相対化のことです。

が思春期になり

腹が立つことも多いけど

世界に対する認知の質が変わってきたように感じることが多くて

それは親として嬉しいことで

ツイツイいつものように大きなお世話で

将来役立つであろうと相対化の話をしてしまいます。

ある日、いつものように家でゴロゴロしていると

 娘がやってきて

「いっつもゴロゴロしてるねー。床と背中がくっついてるんと違う」

といったので、ここかなあと話をはじめました。

「俺がゴロゴロしているのは、

俺の中にゴロゴロしたおっさんがいて

俺がしょうもない冗談を言うのは、

俺の中にしょうもない冗談を言うおっさんがいて

俺がたまに頑張るのは、

俺の中にたまに頑張るおっさんがいるんだ。

俺の中にいるいろんなおっさんは

それぞれエネルギーが必要で

もし、ゴロゴロしたおっさんにずっと我慢させて

頑張りすぎるとゴロゴロしたおっさんは

怒って暴れだすんだよ。

暴れだしたら大変で長い間ずっとゴロゴロしないと収まらなくなるんだよ。

だから俺はこうしてゴロゴロしているんだ。

何かを頑張ろうとか、続けようとかする時は、頑張るおっさんや続けるおっさんではなくて、先にゴロゴロしたおっさんとかグタグタしたおっさんとか怠け者のおっさんとかにすごく気をつかわなければいけないんだよ。

言うなればすごく気をつかってゴロゴロしているんだ。」

というと娘は珍しく

「なるほど!そうか~、有難う」

 といってえらく納得していました。

それからしばらくしてやらなければならない宿題も手伝いもせず

ダラダラしている娘をみて

「お前、やることやったのか!」

というと娘は

「今ダラダラした女の子に気をつかってるねん」

というのでした……。

以上、思春期は難しい…という話でした。

雨月物語

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(写真は平安神宮さんです(以上、11月からの四神相応でした))

感性の少ない理屈屋が映画を観るときは

その映画のバックグランドを調べたり、

その映画の分母となる映画を観たり、

監督の成育歴や系譜を遡ったりと、

出来る限り情報を集めた後に観るので

観る前から感じることが決まっているような弊害はあるのですが

たまにその予測を超えるような作品に出会うことが面白くもあります。

グザヴィエ・ドランさんの映画は予測を常に上回る内容で、

才能とは年齢は関係ないのだなあと感じさせられて

「たかが世界の終わり」

もすごく楽しみにいつものように下調べをしていました。

その過程で溝口さんの雨月物語をみる必要があり、

(細かく書くと黒沢清さん~タルコフスキーさん~溝口さんの流れです)

ただ、歳を重ねるごとに怖いものが苦手になってきて、

最近ではホラーの宣伝さえ怖くてみることができなくなったくらいだし、

昔みて少し怖かったイメージもあるし、

DVDを借りたはいいものの

夜に一人ではこわいので、

大好きな奥さんに一緒にみるように頼みこんで

寝る前にみることにしました。

ふと横を見ると奥さんは眠そうで、

「先に寝たらいいよ」

とやせ我慢していうと

「あらそう、おやすみ」

と予想に反してさっさと寝室に向かいながら

「今から怖くなりそうね」

とニヤッと笑って上がっていった姿を見て、

「も、もうこれぐらいみたらいいかな。ね、寝るよ」と

慌ててDVDを消して、寝室に向かうのでした。

ちなみに黒沢さんの「ダゲレオタイプの女」も怖くてみることができませんでした…。

以上、怖いものはもう無理です…という話でした。

母の料理とベッシーさん

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(写真は松尾さんです)

子どもは母が好きというのが世の常ですが

我が家の子供達もご多分に漏れず母親のことが大好きです。

大好きな奥さんがどんな料理を作っても

「ちゃーちゃん(子供たちは母親をそう呼びます)の料理は世界一美味しい!」

と大絶賛します。

もちろん美味しいのですが、日によっては味付けの違いもあり

新しい料理を試すことも多いので改善していくものもあるので、

「それはプラシーボだろ。」

と子供たちに言って、

昔、シャーマンが病気を治したように

「世界のほとんどの問題は心のありかたで解決するけれど、だからといってやみくもに信じるのではなく、まず自分で感じて考えて、判断したり行動したりするんだよ‥そしてその後に全身全霊で信じるんだよ‥」

と話をするのですが、

もちろん父親の長い話を子供たちは聞くわけもなく、

日々、「世界一美味しい」というセリフを聞く羽目になるのです。

思春期の終わりに格好をつけて、大瀧さんの分母分子論にも少しかぶれて、クラプトンさんとかストーンズさんとかの分母は

ベッシースミスさんとか、マディーウオーターズさんとか、ロバートジョンソンさんだし、

やっぱり分母はいいよなときいていたのですが、

実際は形だけで、その良さはよく分からず、

クラプトンさんやストーンズさんの方が正直ききやすいと思っていて、隠れてCDを買ったりもしていました。

その後ずっとブルースからは遠ざかっていたのですが、

先日たまたまきいたベッシースミスさんがすごく良くて

心に沁みる気がしてそれからしばらく毎日のようにきいていました。


(ベッシーさんの「呻きながらどん底を這いずる俺のことに誰も興味がない」(僕の意訳です)。中小零細自営業者のテーマソングのような曲です(笑))

それで、奥さんに

「若い頃分からなかったけど、やっぱり歳を重ねると良く感じるものってあるよね~」

と話すと

「それは、プラシーボでしょ」

と言われ、

「いやいや歳を重ねて分かることがあるんだよ」

と答えながら、やっぱりプラシーボかもしれないと思うのでした。

以上、やっぱりプラシーボかもしれない話でした。

大瀧詠一さんと子猫

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(写真は城南宮さんです)

大瀧詠一さんを初めて認識したのは学生の時だったか

毎年年始に山下達郎さんと対談していたラジオで、

まじめな口調でふざけたことをいう、よく分からないオッチャンだなあという印象でした。

その後、分母分子論や普動説等、深い洞察を知り、

もちろん、日本のポップス先駆けでいることによる他の人々と同様

経済的な恩恵、いわゆる飯が食えるということもあったにせよ、

実に自らの理論と行動の一貫性をぶらさずに、

自らの持ち分を成熟させ続けた方でした。


(「風をあつめて」。紹介するのを「五月雨」と悩みましたが時期的にこちらにしました)

先月、台風の前の日に

我が家に子猫が迷い込んできて、

どんなに待ってもお母さんが来ず、

うちで引き取ることにしたのです。

様々な生き物と暮らしてきたけど、

猫は初めてで、

その生きることと自らの持ち分に真っ直ぐな様子をみて、

大瀧詠一さんを思い出して

彼にまつわる曲をかけながら、

離乳時期なので手ずからご飯をあげたり、

まだトイレが自分でできないので出させてあげたりと、

現実的な作業をするところも

実に大瀧さん的だなあと勝手に思うのでした。

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(名前はキリクです)

以上、我が家に子猫がやってきた話でした。

やっぱり美味しいリエットさん

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(写真は東寺さんの蓮池です)

いつもお伺いしているリエットさんを

前回も紹介しましたが

やっぱり美味しいので紹介させていただきます。

コースもはじめられるそうなので、

是非行って見て下さいね。

個人的には京都で一番好きな洋食屋さんです。

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明太子ピザのハーフです。

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うにのクリームパスタです。

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ハンバーグとエビフライです。

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マスターまた伺いますね!

梨とフェリーニ

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(写真は天神さんの大黒さんです。鼻の穴に石がのりました。いいことあるかな?)

親とは有り難いもので、

子どもの時、家にある梨をすべて食べ尽くしたことのあるくらい大好きだったことがあると、

今では嫌いなわけではないけれど、すごく好きなわけではないと何度伝えても、

毎年のように大量の梨を送ってきてくれます。

子どもができるまで、「要らないと言っているのに…」と思っていたけれど、

子どもができてからは、「ああ変わらず有難いなあ~」と思うようになりました。

以前、「この世界の片隅に」という映画を紹介した時に

何人かの方から感想を聞いたのですが、

それぞれの方の感想が全く違っていて、

良い映画ではよくあることですが、

それぞれの方が持っている知識の量、前提条件、立場で感想が変わってきていて、

その人自体を表しているような感想を非常に興味深く聞いていました。

映画でも、音楽でも、読書でも

結局その人が持っている前提条件と力以上のものは入らずに、

情報の量が多く、情報の格差が限りなく少なくなってきていて、

海外の論文ですら簡単に手に入る時代になって余計に、

個々人持っている力が問われる景色は面白いなあと思います。

ずっと昔フェリーニさんをはじめて観たとき

何の知識、前提条件もなく観たため、

全然分からなくて、悔しくて、

そこにあったパンフレットだか、ポスターだかに

「実存主義」

と書かれていて、一生懸命「実存主義」関連の本を読んで、

もう一度観てみると、分かった気になったことがありました。

ただ、「実存主義」の雄であるハイデガーさんが、

理屈っぽく、小難しく、

好きなんだけど面倒くさくて
(あくまで僕が思っているだけですよ。お弟子さんのハンナアーレントさんはシンプルで大好きなのですが)

ずいぶん苦労した覚えがあります。

で、結局質を上げるのは深堀りしかないなあ~と

改めてフェリーニさんを観ていくかなあ~と思うのですが、

ハイデガーさんがなあ~……。

以上、いつものグダグダした感じです‥

という話でした。

蝉と蝦と蜊蛄(ざりがに)

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(写真は比叡山と息子です)

一昨年、書いた蝉を獲る備忘録を書き、

昨年、蝦や川魚を獲る備忘録も書きましたが、

今年は蜊蛄(ざりがに)がメインになってきたので

来年の為に蜊蛄を獲る備忘録を書きます。

この夏も6歳の息子と暇さえあれば蜊蛄(ざりがに)を獲りに行っているのですが、

いくつかコツや注意点があるので記録に残します。

・蜊蛄(ざりがに)は後ろに逃げるので後ろに網を持っていく。

・網で獲るときは、いる場所ではなく動いた先に網を持っていく。

・落ち葉等の吹き溜まりを網ですくうと一網打尽にとれることがある。

・その際引き上げた落ち葉は置きっぱなしにせずに必ず綺麗にする。

・2018年夏の暑さは異常なので活動は4時以降。

・獲れる場所は決まっているので誰かと鉢合わせしたら譲る。

・スルメでの釣りは蜊蛄(ざりがに)が沢山いる場所でのみ有効。

・その場合は入れ食いで一度に数匹獲れる。

・釣りは釣り上げて獲るでではなく、スルメに食いついた蜊蛄(ざりがに)を網すくう。

・スルメで釣る場合、アタリメだと良いが辛口アタリメでは釣れない。

・男の子の欲望は際限がないので一日20匹まで。

・結局網ですくって一網打尽より、釣りで入れ食いより、一匹に狙いを定め予測して網で獲れた時が一番気持ちが良い。

 以上、蜊蛄(ざりがに)獲りの備忘録でした。

旅立ち

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(写真は八坂さんの阿形、吽形です)

先日、越天楽イベントに出店していた売り場に

いつもお越しいただくご夫婦が今回も来てくださいました。

奥様はもともとふくよかな方だったのですが

ご病気でお痩せになっておられ、

優しいご主人がお荷物をお持ちになっておられました。

お二人とも穏やかに微笑まれていて、

それは一幅の絵のような美しい佇まいでした。

奥様がにっこり笑って

「もうすぐ旅立つから最期に着る服を探しに来たのよ」

とおっしゃられて、涙が出そうになりましたが、

一緒にワイワイ探して、

今の細くなられた奥様にぴったりのお洋服が見つかりました。

「いい服があって良かった!」

と満面の笑みでおっしゃられて、

「またねとは言えないけど、頑張ってね」

と凛として帰られた後ろ姿を見送って、

この仕事に選ばれて本当に良かったと

感動をいただきました。