京都嵐山 越天楽 縦横無尽

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ディズニーランドと遊撃戦論




 

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(写真はディズニーランドのパレードです)

 

毎年一度は家族(主に娘)の希望もありディズニーランドに行きます。

今年も行ってきました。

行って家族の喜ぶ顔を見るのは非常にうれしいです。

また、商売や仕事において基本的な「創造と破壊」をすごく効率的に

知的所有権を駆使したマネタイズといわれる利益を上げるまでの流れも

見事にスムーズでいつも感心します。

 

 

ただ、あまりに効率的な「創造と破壊」やマネタイズをみていると

なんだか違和感というか居心地の悪さを感じてしまいます。

こういう効率的なことに居心地の悪さを感じてるから

今、中小零細企業のオヤジでいるんだろうな~と思ったりします。

 

 

ランドはビールも飲めないし・・・。

七面鳥の足にビールはドンピシャだと思うんだけどなー。

 

 

 

仕事において創造と破壊というのは基本中の基本だと思っています。

常に今の現状ではなく今までのやり方を改善したり、

壊しながら新しい何かを作り上げていく。

いくら結果が出ていても

今までのやり方と同じ現状維持というのは

仕事や商売においては劣化していくこと、

価値がなくなることと同じだと思っています。

 

 

ただ、自分の性格的にスピードをもった改善は好きなのですが

次の創造をイメージしながらの破壊というのがどうも苦手で、

したとしても先に破壊してから、さて何つくろうと考えるタイプなので、

かなりリスクが大きいところはあります。

次の家を考えずに今の家を壊して

住む家がないけどどうしよう・・・みたいな。

 

 

こういう僕にとって、

上手いことやっていて(もちろん企業努力の賜物ですが)

効率的なものを見ると

いつも毛沢東さんの遊撃戦論という本を読みたくなります。

弱者が非効率の中で創造と破壊をしながら

なんとか生き残っていく内容と勝手に僕が感じているので。

特に前半部分を。

毛沢東さん本人の功罪は別にして

中小零細企業のオヤジにとっては非常にいい本です。

 

 

で、今回も持っていこうと思ったら

ない・・・・。

どこを探してもない・・・。

 ネットで探すと絶版で中古で一万円以上から・・・。

中古で一万円以上はないわ~。

と思っていたら

あっという間にディズニーランドに行く当日になってしまって

このグダグダとした非効率な感じは

やはり中小零細企業のオヤジだな~

 と思いながら、

 

「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」

で大好きなバズライトイヤーの写真を撮ったり

息子にかこつけて実物大のバズライトイヤーを買ったりして

ちょっと嬉しくなるディズニーランドでした。

 

 

 中公文庫さん再版してくれないかな~。

 

2014年10月12日 00:00