京都嵐山 越天楽 縦横無尽

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星野源さんと修羅の道



 

(動画は好きな曲、以前も紹介した星野源さんの「日常」です)

 

 

商売をしている際に

特に零細中小自営業者の話ですが、

簡単で分かりやすいことは大手がするし、

こだわりにこだわった難しいことは

利益が上がらないでもいいアマチュアか、すごい国宝級の仕事になるし、

その間の

傍目から見てよく理解できない

こだわりはあるけど打ち出さず、

簡単そうで簡単でない、

要するに中途半端で

得体のしれない、

かっこよくいえば

「修羅の道」

とも言えるポジションを

意図的にとっていくことが

大切だと

個人的に思っています。

 

ただ、零細中小企業の社長のつねで

 バランスをとりながらと思いつつ、

常に過剰で

やり過ぎで

動き過ぎて、

痛い目にあい、

なんとか

「修羅の道」にのれたのは

わずかなバッファと

運が良かっただけというところが

身も蓋もない現実です。

 

好きな歌手である

星野源さんは

この「修羅の道」を行く方で、

音的に

単純なポップスにみえるなかに

ちりばめられた

前面にでない

スカやジャズのバランス、
(まあ個人的に細野晴臣さんが好きなので
彼に対するオマージュがあるだけで
音的にいいと勝手に決めているような
ところはありますが・・・)

ことばも

こだわったような

こだわっていないような

メタファーの使い方と

しゃらくさい感じで

好きだなあ~。

 

「SAKEROCK」

というインストバンドでの

深く潜った時代を経てからの


(SAKEROCKさん、木琴の音が好きです)

 

歌が入った個人名義の

ファーストアルバム、

セカンドアルバム

あたりが一番好きで、

「あ~この得体のしれない感じがいいなあ~」

と良く聴いています。

(星野源さんのくだらないの中に)

最近は、分かりやすい方に向かっていかれているので

そろそろまた、分かりにくいほうに潜っていかれないかな~

というのが星野源さんに対する個人的な望みです。

 

ただ、売れると色んなものを背負って難しいと思うし

別名義で何かされないかなあ~。

 

 

以上、星野源さん紅白出場おめでとうございます

という話でした。


 

2015年12月07日 00:00