京都嵐山 越天楽 縦横無尽

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偏屈男の学び方





 

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(写真は渡月橋から見た朝日です)

 

 

 

中小零細企業社長の常として

人の話は聞きません。

「なるほど」とうなづいている時

大体別のことを考えています。

 

ただ、そんな偏屈な人間でも

学びたい

成長したい

ということもあります。

 

通常、学びたいことには

優れた先達がいて

自分の学びの為に

一応質問してみます。

自分を晒さない

自己防衛の質問で‥。

「まあ俺分かっているけど一応聞いてみるわ」

的な態度で‥。

 

もちろん、求めている

先の礎石になるような

答えは得られず

結局自分で学ぶことになります。

毎回分かることは一つです。

 「自分でやるしかないなあ‥」

 

 

そんな人間が何かを学ぼうとすると

ものすごく時間はかかるんだけど

前に進まずに

戻って戻っていくしかないわけで‥。

 

まあ、そんな偏屈な僕は

数年前から複雑系を学びたくて

学ぶ時はこれも偏屈ですが

原典からしか興味なく

マンデルブロさんの

「フラクタル幾何学」

にアプローチしているのですが

全く近づけませんでした。

 

前提となる微分積分や位相幾何学の知識がないのです。

で、その手の本を読むのですが

全く歯が立たない‥。

 

諦めかけていた時

娘が

小学生なのですが

分数の問題をしていて

僕がやってみると

間違えて、

笑われながら分かったことは

「分数の認識を間違えていた」

という衝撃でした。

 

分数を認識した今

マンデルブロさんの本

少し、思考のフックに引っかかってきています。

 

良き師が無理な僕は

学ぶ為に

小学生まで戻って

学ぶ必要があるという

愕然とする現実でした。

 

これ、仕事で

良き師が無理な場合

プライドを捨てて

何処まで戻れるかが

結果を左右するということなんだよなあ。

深く戻ると

当然のように

 生育歴までいってしまうけど‥。

 

 

以上、義務教育大切だなあ〜

という話でした。

 

2016年02月28日 00:00