京都嵐山 越天楽 縦横無尽

自分たちで面白いと感じる作品や商品を
自分たちが楽しみながらつくりあげた時間と空間にのせて
お客様に喜んでいただけることが何より嬉しいです。

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2015年に対する個人的な備忘録



2015/01/07

 

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(写真は海外のお気に入りのお店。
景色は駄目だけど味は最高だよという心意気が好きです)

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

今回は2015年に対する個人的な備忘録なので

読みたい人だけ読んでくださいね。

 

お店としてのご挨拶は後日アップさせて頂きますし、

いつものように理屈っぽくて長いですので・・・。

 

 

 

 

 

12月に出た玉置浩二さんのカバーアルバムが

すごく気に入っていて

ずっと聞いています。

ずいぶん昔に

たまたま生の歌声を聞く機会があってから好きで、

今回のCDはこれまた僕の好きな

「男はつらいよ」

を歌われています。

 

いいよな~寅さん。

それを玉置さんが歌っていて最高だな~。

やっぱり義理人情は基本のきですよね。

 

その玉置浩二さんはデビューされる前の若い時に3年間

バンド仲間たちとアルバイトをしながら田舎の農家を借りて

自分たちの音楽を練り上げる合宿をしていたことがあるそうです。

どこまで歌うことを深く掘り下げていったのか想像もつきません。

それが何をやってもでる今の深みにつながっているんだろうな~。

 

 

僕の大好きな落語家に亡くなられた立川談志さんがいるのですが

その談志さんのことを他の落語家さんが

「談志は天才だというけどそんなに天才じゃねえ。

もし、天才だというなら

ひとつの噺を百回稽古する才能に恵まれたんだ。

百回稽古するということは

九十九回目が気に入らないから

百回目をやるわけで、それは修練ではなく

一つの噺に九十九のテーマが見つけられる。

そこが天才なんだ。」

とおっしゃっていて

玉置さんも談志さんもどこまで深く掘り下げていったのか

と考えると頭が下がります。

 

見たくない現実を見る力や考える力が浅いと

目の前の刺激的ですぐに終わりそうな解決策に飛びついて

手を打ったと勘違いしがちで

もっと深く

特別でなく

日常的な構造というか枠組みのようなものの循環を良くすることで

いつの間にか解決しているのが

個人的な理想だと最近は思います。

 

そのためには深く深く掘り下げて掘り下げて

刺激的でかっこいい打ち手や

人に褒められるような解決策ではない

傍目にはただの繰り返しのような作業の中で

いつの間にか良い循環に変わっているというのが

いいなあとも思います。

 

また、その前提として行動の量が必要で

例えばピアノをいかに上手くなるかというと

いかに上手くなるかを考えることだけで

掘り下げても意味がないように

どれだけピアノを練習して

その練習の中でいかに多くの微差やテーマを見つけながら

深く掘り下げていけるかが大切だとも思います。

 

淡々と多くの量を繰り返しながら、深く深く掘り下げていくと

自分のしたいこととしたくないことの境界線が決まってきて

日常の構造というか枠組みのようなものの

良い循環が自然と出てくると思うので。

 

そういうわけで今年個人的には

「淡々と多くの量を繰り返しながら、深く深く掘り下げる」

一年にしていきたいと思っています。

 

 

この意味の分かりいくい理屈っぽい文章に

最後までお付き合い頂き有難うございました。


 

2015年01月07日 00:00

「せっかち」と「ひねもすのたり」と「やさしさ」 2014年12月の越天楽、縦横無尽


 



 

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(写真は秋の保津峡です)

 

 

寒さが厳しくなってきましたね。

くれぐれもご自愛くださいませ。

 

 

与謝蕪村さんは昔から好きで

 

「春の海 ひねもすのたり のたりかな」

 

という句が特に好きです。

 

この句の中の「ひねもすのたり」は

一日中のんびりするという意味といわれています。

ただ、僕は

物事を期限や効率で判断して動かずに

やりたいかやりたくないか、

時間を定めずにどんな内容にして質を高めるか

で判断して動く意味だとも

思っています。

 

で、昔から「ひねもすのたり」であろうと思っているのですが

いかんせん生来、直ぐに結果や流行を追ってしまう

「せっかち」で、程遠い状況です。

 

 

特に毎年12月初めぐらいから集中して

お店や作品の作りに入るのですが

今年こそ「ひねもすのたり」でいきたいなあと

毎年思いながら

いまだ果たしたことがありません。

 

それで今年こそはと思っているのですが、

そう思いながら

12月から禁酒して、

身体を追い込むトレーニングをして、

ひたすらデトックスして、

感覚を研いだつもりになるという

思い切り最近の流行に流された動きをしております。

流されてカッコ悪いと思いながら

何かをしていないと落ち着かないので

ついついしてしまう

せっかちな相変わらずの自分でございます・・・。

 

有り難いことに僕の大好きな奥さんは

「ひねもすのたり」な人なので

二人でつくり上げ、スタッフさんと完成させる

越天楽と縦横無尽は

「せっかち」と「ひねもすのたり」が溢れる

不思議な空間になっているかもしれません。

 

お店での作品、空間、時間の中で

「せっかち」を感じたら僕

「ひねもすのたり」を感じたら奥さんです(笑)

 

「やさしさ」や「謙虚さ」を感じたら

それはスタッフさんのおかげです。

有り難いことに、なぜかスタッフさんは

みんなやさしくて謙虚な方ばかりなので。

 

 

2015年も「せっかち」と「ひねもすのたり」と「やさしさ」溢れる

越天楽、縦横無尽をよろしくお願いいたします。

 

 

 

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写真は2014年11月の越天楽です。

 

 

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写真は2014年11月の縦横無尽です。

 

2014年12月03日 00:00

2014年10月の越天楽、縦横無尽と気がついたら商売を始めて20年経っていたこと


 


 

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2014年10月の越天楽

 

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2014年10月の縦横無尽

 

すっかり忘れていましたが
お陰様で今年の10月28日で
商売を始めてから20年となりました。
(もっとも最初の数年は商売というにはヒドイものでしたが・・・)

何とか続けてこれたのはひとえに
お客様、関係者の方々、一緒に仕事をしてくれる仲間たち、
そして家族のおかげです。
本当に有り難うございます。
また、今後ともよろしくお願いいたします。

 

来年2015年で21年目を迎えるわけですが
「来年は、想像の斜め上を行きながら、
どこか抜け感がある感じでいきたいんだよね。」
と大好きな奥さんに話していたら
「だったら私は想像の斜め上をいく担当で
貴方は抜けた方担当ね。」
と、想像の斜め上をいく返答を頂きました・・・。
そういうわけで来年2015年は抜けた方担当として頑張ります・・・(涙)。

 

2015年、個人的には
嵐山の越天楽と縦横無尽というお店の温度をあげて
もっともっと楽しんで頂くために
僕自身がお店に入って
1,2ヶ月に一度ぐらい
様々なイベントをしていこうと思っております。

その分地方に行く
出張のイベントを減らすことになりますが、
わざわざ遠くから嵐山に来て頂いても
満足以上のものを差し上げることのできる
とびきりの時間と空間と作品を提供していくつもりです。
イベントは1カ月くらい前に
順次お店のホームページや
このブログでもお伝えしていきますので
楽しみにして下さいね。

2014年11月07日 00:00

嵐山の谷口さんにいってきました


 


 

寒くなってきましたね。
特に朝晩冷え込みますので皆様お体お気をつけください。

お店のホームページでも昼の部を紹介しておりますが
僕が嵐山で大好きなお店の一つである谷口さんの夜の部を紹介しますね。

9月初めに家族の誕生日で伺いました。
ただ、食べるのに夢中で写真は撮ったのですが
料理名をほとんど聞き洩らしてしまいました・・・。
主に写真でお楽しみください。

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(夕方、あかりが灯りだした谷口さん

10年以上前に初めて伺ってから
時々利用させて頂きます。
いつもここに来ると満足以上のものを頂けます。

 

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八寸。旬のものの美しい組み合わせです。

 

 

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必ず出る舟盛り。
少しだけ誕生日仕様にして頂いています。

 

 

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いつも美味しいお吸い物。
お昼のものもそうですが、いいお出汁です。

 

 

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皮から頂ける賀茂ナス。
皮に硬さがなく丁寧に処理して頂いています。

 

 

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器と餡の色のコントラスト、
器と万願寺との色合わせも素敵です。
 

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ご飯は丹波産の新米です。

 

 

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いつも出るこのお漬け物が美味しくて
お腹いっぱいのはずなのにご飯が進みます。

 

 

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こちらもお腹いっぱいで
もう無理と思うけれど
なぜか食べることのできる和牛。
柔らかいから自然と口の中に入ってしまいます。

 

 

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子供のセット。
大人の懐石ぐらい立派です。
もちろんきちんとつくってあります。

 

 

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デザートも少しだけ誕生日仕様で。

 

以上、谷口さんはすごくいいところでした。

 

2014年11月05日 00:00

ディズニーランドと遊撃戦論




 

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(写真はディズニーランドのパレードです)

 

毎年一度は家族(主に娘)の希望もありディズニーランドに行きます。

今年も行ってきました。

行って家族の喜ぶ顔を見るのは非常にうれしいです。

また、商売や仕事において基本的な「創造と破壊」をすごく効率的に

知的所有権を駆使したマネタイズといわれる利益を上げるまでの流れも

見事にスムーズでいつも感心します。

 

 

ただ、あまりに効率的な「創造と破壊」やマネタイズをみていると

なんだか違和感というか居心地の悪さを感じてしまいます。

こういう効率的なことに居心地の悪さを感じてるから

今、中小零細企業のオヤジでいるんだろうな~と思ったりします。

 

 

ランドはビールも飲めないし・・・。

七面鳥の足にビールはドンピシャだと思うんだけどなー。

 

 

 

仕事において創造と破壊というのは基本中の基本だと思っています。

常に今の現状ではなく今までのやり方を改善したり、

壊しながら新しい何かを作り上げていく。

いくら結果が出ていても

今までのやり方と同じ現状維持というのは

仕事や商売においては劣化していくこと、

価値がなくなることと同じだと思っています。

 

 

ただ、自分の性格的にスピードをもった改善は好きなのですが

次の創造をイメージしながらの破壊というのがどうも苦手で、

したとしても先に破壊してから、さて何つくろうと考えるタイプなので、

かなりリスクが大きいところはあります。

次の家を考えずに今の家を壊して

住む家がないけどどうしよう・・・みたいな。

 

 

こういう僕にとって、

上手いことやっていて(もちろん企業努力の賜物ですが)

効率的なものを見ると

いつも毛沢東さんの遊撃戦論という本を読みたくなります。

弱者が非効率の中で創造と破壊をしながら

なんとか生き残っていく内容と勝手に僕が感じているので。

特に前半部分を。

毛沢東さん本人の功罪は別にして

中小零細企業のオヤジにとっては非常にいい本です。

 

 

で、今回も持っていこうと思ったら

ない・・・・。

どこを探してもない・・・。

 ネットで探すと絶版で中古で一万円以上から・・・。

中古で一万円以上はないわ~。

と思っていたら

あっという間にディズニーランドに行く当日になってしまって

このグダグダとした非効率な感じは

やはり中小零細企業のオヤジだな~

 と思いながら、

 

「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」

で大好きなバズライトイヤーの写真を撮ったり

息子にかこつけて実物大のバズライトイヤーを買ったりして

ちょっと嬉しくなるディズニーランドでした。

 

 

 中公文庫さん再版してくれないかな~。

 

2014年10月12日 00:00

友達が監督になること


 


 

今回かなり個人的な内容なので読みたい人だけ読んで下さいね。

 

 

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(写真はこの友人にもらったデビルマンのフィギアです。
これが置いてあると2歳の息子が寄ってこず、仕事の時に便利です(笑))

 

昔からの友人がアニメーションを作っているのですが

来年にはじめて長編の監督になることが決まったそうです。

学生の時に学校の途中にいきなり「アニメをつくる」

と言われて「何を考えてるの?」と思いましたが、

きちんと続けて一つ目の目的である監督まで至ったというのは

ただただ、すごいなあと感心し、また嬉しく思います。

 

突出した何かで勝負するのではなく

人間性も含めた全体のバランスがいい人なので

継続することが確実に力になった結果だろうなあ。

 

面と向かっては恥ずかしいので言えなかったのですが

サン・ファン・デ・ラ・クルスさん作と言われる

僕の大好きな詩を送ります。


孤独な鳥

孤独な鳥には5つの特徴がある

孤独な鳥はできるかぎり高く飛び舞い上がる

孤独な鳥は同じ種とすら一緒に飛ぶことを拒む

孤独な鳥はくちばしを天に向かって突き出す

孤独な鳥は決まった色を持たない

孤独な鳥はやさしく歌う

 

 

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瀬藤さん、本当におめでとうございます。

また東京に行ったら飲みましょうね。

 

2014年10月08日 00:00

偶然と必然


 



 

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中々出張が重なってブログかけていません。すいません。
お客様に元気にしているの、大丈夫?とメールまで頂きました。
有り難うございます。

大丈夫です。僕は元気です(笑)
技術が拙くて家のパソコンでしか写真の編集ができないので、今日は写真も1つで残りは文章ばかりです。
今、水戸に出張中ですが、京都に戻ったら熊谷と静岡と水戸の美味しいところを紹介させて頂きますね。

 

 

 

ちょうど最近久しぶりに読んだ本があって
此処だと不特定の人も見ることもあるし、適度な緊張感もあるので書きます。
理屈っぽい話なのであまり面白くないと思います。
今の自分の備忘録的に書いていますので読みたい人だけ読んでください。

 

 


偶然と必然

 

ブログをはじめてからお客様に美味しいお店ってどうやって探してるのと聞かれることが多くなりました。
最初のころはネットで探したり、レビューを参考にしたり、
お客様や一緒に仕事をしている販売員さん達に聞いて行っていました。
その中には今でもお気に入りがあるし、いい店も多いです。
また効率的だし、外れも少ないです。時間がない時には特に非常に有効です。

ただ、これだと最初は面白いんですがすぐに飽きるんですよね。
結局は他人の追体験や確認になってしまって。
「やっぱり美味しくて良かった。」とか、「言われるほどでもないけどまあまあかな。」とか。


だから時間のある時はぶらぶらして気になったら入るみたいなことが多いです。
第6感を信じて。
で、大体外れます。
大体外れますが、10のうち1ぐらい当たりがあります。
この当たりがあった時の満足感と感動はたまりません。
こういうところは即常連になってしまいます。

ただ、僕の場合一番最初から全くの情報なしでブラブラするのではなくて
情報の基礎があったうえでブラブラするのがポイントかなーと思っています。
例えば何かのガイドを一通り見たうえでブラブラする時は
ガイドも持って行かないで、ただ歩くだけといった感じです。

 

 

ちょっと個人でする商売(大手は別です)に似ているなあと思います。
商売は他人の情報の後追いになるようなことは儲からないです。
日本は有難いことに資本主義なので
大多数の情報や意見確認に儲けはありません。
常に少数派による発見に儲けが埋っています。
どうやって確認するかではなくどうやって発見するかということですね。
もちろリスクや法律等の基礎をおさえながら・・・。

両方とも最低限の必然を押さえながら偶然を待つという感じです。

 

で、個人的にはもっと面白いなーと思うのは
僕自身いろんなところで常に現場で販売したりしているんですけど、
こと販売に関していうとかなりやり方が違うんです。
美味しい店を探したり、商売で儲けるのは10のうち1つ当たれば程度なんですけど、
販売に関していうと9割9分必然的な確認作業の連続なんです。
店は掃除でピカピカか?ディスプレイは良いか?
店頭に並べている商品は季節や人通りに対して適当か?
商品の特性を把握しているか?バックヤードの在庫把握はできているか?
DMを送ったお客様への準備ができているか?笑顔を磨いているか?
集客はできているか?集客に対する数字は追えているか?
お客様の好みや体型にあったおすすめはできているか?
等々
他人の追体験はもちろん、手に入る限りの情報すべて入れてもまだ足りない。
これをするからこう売れる。これをしないから売れないということが非常にクリアなんです。
オリジナリティーよりも基礎を身に着けたうえで
如何に自分のタイプにあった人のまねをするか?
また自分が売れる販売方法を如何に飽きずに継続できるか?
偶然の余地は殆どなくてほぼ必然の積み重ねでしか結果が出ないということですね。
しかもこの積み重ねは掛算なのでどこかが零だったら全部が零になるという・・・。

ただ、販売が店探しや商売に少し似ているなあと思うところもあって、
それは9割9分の必然の積み重ねの後に1分の偶然でゼロになることが結構あるということです。

その時はここまでやってるのに…。と落ち込みます。本当に。


慎重な必然の積み重ねの後に、なぜか結果を祈ったり、願ったりすると売れなくなることが多く、
偶然が来るだろうとただ委ねているとほぼ売れることが多いです。
理由は分からないけど。

見たくない現実をみて、
それに対する打ち手を全て打って
そうすると必ず何かの問題の芽が出てくるので
直ぐに対処して
後は偶然に身を委ねるという感じです。
この身を委ねるというのは
水にぷかぷか浮かんでいる感じが一番近いかなー。
 

 

最近久しぶりにジャックモノーさんの本を読んだので書いてみたけど・・・。
文章って難しいですね・・・。

 

ちなみにジャックモノーさんの

「偶然と必然」

は僕の好きな本の一つです。

小難しい表現が多いので、最近は集中しないと読めませんが…。

 

この長い文章を最後まで読んで頂いて有り難うございました。

2014年08月26日 00:00

松尾さんと月読さん




 

松尾さんには氏神さんなので良く行きます.
お酒の神様です。(正確には山の神様ですが)

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先日松尾さんで初めて行われた日本酒の酒ワングランプリ(要するに色んなお酒を飲む会)
には登録が間に合わずに残念ながら参加できませんでした・・・。
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月読さんは松尾さんとの対になる場所なので松尾さんに行く時にはよります。
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お伊勢さんでもそうですがこういう日本的な陰陽セットで一つのものと考える考え方、
下手すると和も荒も幸も奇も全部ひっくるめて一つという考え方はすごく好きです。
対立させてすすめるのは苦手なので。

 

先日、自分にとって都合の良いことばかりにしか目を向けなくて、
見たくない現実から目をそらして決断が遅くなったことがあって、
それ相応の結果になったのですが、やっぱりなあという感じです。

様子を見ると決めた時点で良いところと悪いところのひっくるめた判断は付いているんですよね。
ただ決断を先延ばしにしているだけで。

「今回の結果を受けて次回から決断を早くして良い結果を出す」
というのが自己都合なら、
見たくない現実は
「結局のところ結果は相手次第でほとんどの所には手が及ばない」
というところかなあ。

それらをまとめて何とかなるでしょう
というさじ加減が日本的というか
僕好みの落とし所かもしれません。

 

というようなしょうもないことを
松尾さんと月読さんに行ってつらつらと考えていました。

 

で、松尾さんに行くと寄ることの多いダンプリンさんにて
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ニシン蕎麦を頂きました。
ニシンは松葉さんのニシンです。
(蕎麦と出汁は違います)

 
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看板のミタラシ団子と

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季節のワラビ餅も忘れずに。

 

その後お持ち帰りは松楽さん
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看板のよもぎ餅と

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裏メニュー?のおはぎを。

 

以上、松尾さんはいい所です。

 

2014年06月20日 00:00

お伊勢さんにいってきました



 

年に一回は家族でお伊勢さんに行くのですが、今年も行ってきました。
外宮さんと内宮さんはもちろんですが
瀧原宮さんと多岐原さんがお気に入りです。
やさしい山があって、美しい川があって、緑の力が強い
古代のいやしろちを感じさせてくれる場が
気持ちいいです。

スケジュール的には
最初に肉を食べ
二見さんに行って、肉を食べ
瀧原宮さんに行ってソフトクリームを食べ
多岐原さんに行って、モクモク農場さんの野菜を食べ
外宮さんに行って、松坂牛を食べ、
内宮さんに行って、赤福氷を食べ、
帰りに近江牛を食べて
まる天さんの磯揚げはお持ち帰りという
お詣りの合間に食事というよりも
食事の合間にお詣りというような
楽しい旅でした(笑)

 

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以上、お伊勢さんは楽しいところでした。

 

2014年06月10日 01:00

娘が童女になりました


 

ご縁あって娘が葵祭りの童女になりました。
5月4日は上賀茂さんで禊の日です。
多くの煩雑なことがありながら、
でもやっぱり実際に場面を見ると嬉しくなります。
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娘も日に日に大きくなり
「学校どうだった?」
と聞くと
「どうだったって何が?」
と言うようになり、
確かに自分が「どうだった?」と聞かれたら
もうちょっと具体的に聞いてほしいと思うので
気をつけようと思うけれど
嬉しくていつもと同じように
「禊どうだった?」
と聞いてしまう父でした。

ちなみに娘は父に合わせて
「楽しかったよ」
と、大人の対応をしてくれるのでした。

 

 


上賀茂さんに行くと外せない
神馬堂さんのやきもち
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甘すぎない上品な味で
いくつでも頂けます。

2014年05月05日 00:00