京都嵐山 越天楽 縦横無尽

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社長雑記

母の料理とベッシーさん





 

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(写真は松尾さんです)

 

子どもは母が好きというのが世の常ですが

我が家の子供達もご多分に漏れず母親のことが大好きです。

大好きな奥さんがどんな料理を作っても

「ちゃーちゃん(子供たちは母親をそう呼びます)の料理は世界一美味しい!」

と大絶賛します。

もちろん美味しいのですが、日によっては味付けの違いもあり

新しい料理を試すことも多いので改善していくものもあるので、

「それはプラシーボだろ。」

と子供たちに言って、

昔、シャーマンが病気を治したように

「世界のほとんどの問題は心のありかたで解決するけれど、だからといってやみくもに信じるのではなく、まず自分で感じて考えて、判断したり行動したりするんだよ‥そしてその後に全身全霊で信じるんだよ‥」

と話をするのですが、

もちろん父親の長い話を子供たちは聞くわけもなく、

日々、「世界一美味しい」というセリフを聞く羽目になるのです。

 

 

思春期の終わりに格好をつけて、大瀧さんの分母分子論にも少しかぶれて、クラプトンさんとかストーンズさんとかの分母は

ベッシースミスさんとか、マディーウオーターズさんとか、ロバートジョンソンさんだし、

やっぱり分母はいいよなときいていたのですが、

実際は形だけで、その良さはよく分からず、

クラプトンさんやストーンズさんの方が正直ききやすいと思っていて、隠れてCDを買ったりもしていました。

 

その後ずっとブルースからは遠ざかっていたのですが、

先日たまたまきいたベッシースミスさんがすごく良くて

心に沁みる気がしてそれからしばらく毎日のようにきいていました。


(ベッシーさんの「呻きながらどん底を這いずる俺のことに誰も興味がない」(僕の意訳です)。中小零細自営業者のテーマソングのような曲です(笑))

 

 

それで、奥さんに

「若い頃分からなかったけど、やっぱり歳を重ねると良く感じるものってあるよね~」

と話すと

「それは、プラシーボでしょ」

と言われ、

「いやいや歳を重ねて分かることがあるんだよ」

と答えながら、やっぱりプラシーボかもしれないと思うのでした。

 

以上、やっぱりプラシーボかもしれない話でした。

 

2019年12月01日 00:00

大瀧詠一さんと子猫





 

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(写真は城南宮さんです)

 

大瀧詠一さんを初めて認識したのは学生の時だったか

毎年年始に山下達郎さんと対談していたラジオで、

まじめな口調でふざけたことをいう、よく分からないオッチャンだなあという印象でした。

 

その後、分母分子論や普動説等、深い洞察を知り、

もちろん、日本のポップス先駆けでいることによる他の人々と同様

経済的な恩恵、いわゆる飯が食えるということもあったにせよ、

実に自らの理論と行動の一貫性をぶらさずに、

自らの持ち分を成熟させ続けた方でした。


(「風をあつめて」。紹介するのを「五月雨」と悩みましたが時期的にこちらにしました)

 

 

先月、台風の前の日に

我が家に子猫が迷い込んできて、

どんなに待ってもお母さんが来ず、

うちで引き取ることにしたのです。

 

様々な生き物と暮らしてきたけど、

猫は初めてで、

その生きることと自らの持ち分に真っ直ぐな様子をみて、

大瀧詠一さんを思い出して

彼にまつわる曲をかけながら、

離乳時期なので手ずからご飯をあげたり、

まだトイレが自分でできないので出させてあげたりと、

現実的な作業をするところも

実に大瀧さん的だなあと勝手に思うのでした。

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(名前はキリクです)

 

 

以上、我が家に子猫がやってきた話でした。

2019年11月06日 00:00

やっぱり美味しいリエットさん

 



 

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(写真は東寺さんの蓮池です)

 

いつもお伺いしているリエットさんを

前回も紹介しましたが

やっぱり美味しいので紹介させていただきます。

コースもはじめられるそうなので、

是非行って見て下さいね。

個人的には京都で一番好きな洋食屋さんです。

 

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明太子ピザのハーフです。

 

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うにのクリームパスタです。

 

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ハンバーグとエビフライです。

 

 

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マスターまた伺いますね!

 

2019年07月22日 00:00

有難う蕎麦祥さん





 

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(写真は家族みんなと楽しく泳いでくれた淡路じゃのひれドルフィンファームのレモンちゃんです。)

 

店頭でごそごそしていた時に

大好きな蕎麦屋であるそば祥さんの奥様がたまたま通られて

6月のどこかでお店を終わられるとうかがいました。

 

はじまりがあれば終わりがあるし、

いつかは来るだろうけど

美味しい蕎麦が食べたい時にいつでも行ける場所がなくなることは

とても寂しいことです。

 

当たり前にあることが、当たり前であることは

とても貴重で、今身の回りにある当たり前のことを

あらためて考えさせられる出来事でした。

 

中小零細自営業者の僕たちにとっては

今、当たり前に深めようとするこだわりや美観を

お客様に届けることができなくなったり、

つくりあげることができなくなった時、

妥協するのか?

閉じていくのか?

 というのは悩みどころで、悩みどころといいながら

自分の業に生きる限りは縮小して閉じていくしかないよなあと、

ご主人の美観を感じることのできる美味しい最後の蕎麦を頂くのでした。

 

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ご主人、奥様、本当に今まで美味しい蕎麦を有難うございました。

 

2019年06月13日 00:00

久しぶりの美味しいもの処





 

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(写真は晩冬の朝熊さんで咲いていた梅です)

 

 

寒さが厳しいですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

年始の会議の後、久しぶりに

みんなで美味しいものをいただいてきました。

 

行く回数が減ったからか、

食べに行っても自分たちがいいなあと思わなければ紹介しないからか、

更新が滞っている美味しいもの処のページも

久しぶりに更新いたしました。

 

ボルタさんというお肉とお野菜のお店です。

JR嵯峨嵐山駅に近いところにあり、

ご家族でされていて

つくられたご主人のお人柄がでているような優しい味

をぜひ味わいに伺ってみてください。

 

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みんな満足しましたよ。

 

2019年02月11日 00:00

梨とフェリーニ




 

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(写真は天神さんの大黒さんです。鼻の穴に石がのりました。いいことあるかな?)

 

親とは有り難いもので、

子どもの時、家にある梨をすべて食べ尽くしたことのあるくらい大好きだったことがあると、

今では嫌いなわけではないけれど、すごく好きなわけではないと何度伝えても、

毎年のように大量の梨を送ってきてくれます。

 

子どもができるまで、「要らないと言っているのに…」と思っていたけれど、

子どもができてからは、「ああ変わらず有難いなあ~」と思うようになりました。

 

以前、「この世界の片隅に」という映画を紹介した時に

何人かの方から感想を聞いたのですが、

それぞれの方の感想が全く違っていて、

良い映画ではよくあることですが、

それぞれの方が持っている知識の量、前提条件、立場で感想が変わってきていて、

その人自体を表しているような感想を非常に興味深く聞いていました。

 

映画でも、音楽でも、読書でも

結局その人が持っている前提条件と力以上のものは入らずに、

情報の量が多く、情報の格差が限りなく少なくなってきていて、

海外の論文ですら簡単に手に入る時代になって余計に、

個々人持っている力が問われる景色は面白いなあと思います。

 

ずっと昔フェリーニさんをはじめて観たとき

何の知識、前提条件もなく観たため、

全然分からなくて、悔しくて、

そこにあったパンフレットだか、ポスターだかに

「実存主義」

と書かれていて、一生懸命「実存主義」関連の本を読んで、

もう一度観てみると、分かった気になったことがありました。

ただ、「実存主義」の雄であるハイデガーさんが、

理屈っぽく、小難しく、

好きなんだけど面倒くさくて
(あくまで僕が思っているだけですよ。お弟子さんのハンナアーレントさんはシンプルで大好きなのですが)

ずいぶん苦労した覚えがあります。

 

で、結局質を上げるのは深堀りしかないなあ~と

改めてフェリーニさんを観ていくかなあ~と思うのですが、

ハイデガーさんがなあ~……。

 

 

以上、いつものグダグダした感じです‥

という話でした。

 

2018年10月08日 00:00

旅立ち





 

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(写真は八坂さんの阿形、吽形です)

 

先日、越天楽イベントに出店していた売り場に

いつもお越しいただくご夫婦が今回も来てくださいました。

 

奥様はもともとふくよかな方だったのですが

ご病気でお痩せになっておられ、

優しいご主人がお荷物をお持ちになっておられました。

 

お二人とも穏やかに微笑まれていて、

それは一幅の絵のような美しい佇まいでした。

 

奥様がにっこり笑って

「もうすぐ旅立つから最期に着る服を探しに来たのよ」

とおっしゃられて、涙が出そうになりましたが、

一緒にワイワイ探して、

今の細くなられた奥様にぴったりのお洋服が見つかりました。

 

「いい服があって良かった!」

と満面の笑みでおっしゃられて、

「またねとは言えないけど、頑張ってね」

と凛として帰られた後ろ姿を見送って、

この仕事に選ばれて本当に良かったと

感動をいただきました。

 

2018年06月27日 00:00

とっても美味しいリエットさん





 

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 (写真は大原野さんの新緑です)

 

ご無沙汰しております。

皆様お元気でいらっしゃるでしょうか?

 

店に立つことが増えるとお客様からおすすめの美味しいお店を

聞かれることが多くなります。

少し嵐山から遠いのですが、

月に最低一度はお伺いするお店を紹介しますね。

 

松尾大社に近いところにある。

RIET(リエット)さんという洋食屋さんです。

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何年も通っていて

何を食べても美味しいのですが、

いつも食べるのはカレードリアで、

ここ数年はメインにカレードリアしか注文していません。

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(中の卵はその日によってかためだったり半熟だったりどれも美味しいです)

 

 

サイドに必ず注文するシーフードピザです。

希望すればハーフにもしていただけます。

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(写真を撮る前に食べてしまいました…)

 

他にもパスタやオムライスや和牛ハンバーグもあっておすすめです。

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(日替わりのパスタです。どれも美味しいです)

 

 

また、他のものも注文した時は写真を追加していきますね。

誠実なマスターがお一人でされていて、

味はもちろん好みですがとっても美味しいので

是非一度食べて見て下さい。

(駐車場も横にあります)

 

2018年05月28日 00:00

蝉と蝦と蜊蛄(ざりがに)





 

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(写真は比叡山と息子です)

 

 

一昨年、書いた蝉を獲る備忘録を書き、

昨年、蝦や川魚を獲る備忘録も書きましたが、

今年は蜊蛄(ざりがに)がメインになってきたので

来年の為に蜊蛄を獲る備忘録を書きます。

 

この夏も6歳の息子と暇さえあれば蜊蛄(ざりがに)を獲りに行っているのですが、

いくつかコツや注意点があるので記録に残します。

 

・蜊蛄(ざりがに)は後ろに逃げるので後ろに網を持っていく。

・網で獲るときは、いる場所ではなく動いた先に網を持っていく。

・落ち葉等の吹き溜まりを網ですくうと一網打尽にとれることがある。

・その際引き上げた落ち葉は置きっぱなしにせずに必ず綺麗にする。

・2018年夏の暑さは異常なので活動は4時以降。

・獲れる場所は決まっているので誰かと鉢合わせしたら譲る。

・スルメでの釣りは蜊蛄(ざりがに)が沢山いる場所でのみ有効。

・その場合は入れ食いで一度に数匹獲れる。

・釣りは釣り上げて獲るでではなく、スルメに食いついた蜊蛄(ざりがに)を網すくう。

・スルメで釣る場合、アタリメだと良いが辛口アタリメでは釣れない。

・男の子の欲望は際限がないので一日20匹まで。

・結局網ですくって一網打尽より、釣りで入れ食いより、一匹に狙いを定め予測して網で獲れた時が一番気持ちが良い。

 

 

 以上、蜊蛄(ざりがに)獲りの備忘録でした。

 

2018年03月27日 00:00

春の比叡山にて





 

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(写真は娘が撮った根本中堂から文殊楼に至る石段です)

 

 

大好きな奥さんがなんだか比叡山に行きたい

と言うので、

家族で比叡山に行ってきました。

 

たまたま、東日本大震災の法要を

阿弥陀堂でされていて

末席ながら参加させていただいたのですが、

座主さんや阿闍梨さんがいらっしゃる中で

一人の老師さんが、

お坊さんは泣くことは許されないのだけど

と、おっしゃられながら亡き被災者の方々を悼み慟哭された姿をみて、

深く深く心を揺さぶられました。

 

当たり前のように決まっていることでも、

それは周りからのルールだというただの認知で、

認知的不協和にとらわれない自身の発露は人を動かすのだなあと

自問しながら帰路につきました。

 

で、帰宅して、

これはもしかして、と

三年前から毎日読んでいるのに

理解が至らず

まだ、5ページぐらいしか進んでいない

摩訶止観を

改めて集中して読んでみたのだけれど

相変わらず理解できず、

そんなに甘くないよなあ〜

と思うのでした。

 

 

以上、少し調子にのってしまったなあ

という話でした。

 

2018年03月14日 00:00