京都嵐山 越天楽 縦横無尽

自分たちで面白いと感じる作品や商品を
自分たちが楽しみながらつくりあげた時間と空間にのせて
お客様に喜んでいただけることが何より嬉しいです。

etenraku

HOME ≫ 社長雑記 ≫

社長雑記

2015年のご挨拶 2014年12月の越天楽、縦横無尽





 

2015sinnen-300x300
(写真はタイで迎えた新年に飛ばした天灯です)

 

 

あけましておめでとうございます。

2015年も越天楽、縦横無尽では

より楽しい作品と空間と時間をお届けして

もっともっとお客様に楽しんでいただければと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

越天楽

縦横無尽

スタッフ一同

 

 

 

2014年12月の越天楽
2014etenraku12-300x225 (1)

 

 

2014年12月の縦横無尽
2014jyuou12-300x225 (1)


 

2015年01月08日 00:00

2015年に対する個人的な備忘録



2015/01/07

 

2015bibouroku1-225x300

(写真は海外のお気に入りのお店。
景色は駄目だけど味は最高だよという心意気が好きです)

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

今回は2015年に対する個人的な備忘録なので

読みたい人だけ読んでくださいね。

 

お店としてのご挨拶は後日アップさせて頂きますし、

いつものように理屈っぽくて長いですので・・・。

 

 

 

 

 

12月に出た玉置浩二さんのカバーアルバムが

すごく気に入っていて

ずっと聞いています。

ずいぶん昔に

たまたま生の歌声を聞く機会があってから好きで、

今回のCDはこれまた僕の好きな

「男はつらいよ」

を歌われています。

 

いいよな~寅さん。

それを玉置さんが歌っていて最高だな~。

やっぱり義理人情は基本のきですよね。

 

その玉置浩二さんはデビューされる前の若い時に3年間

バンド仲間たちとアルバイトをしながら田舎の農家を借りて

自分たちの音楽を練り上げる合宿をしていたことがあるそうです。

どこまで歌うことを深く掘り下げていったのか想像もつきません。

それが何をやってもでる今の深みにつながっているんだろうな~。

 

 

僕の大好きな落語家に亡くなられた立川談志さんがいるのですが

その談志さんのことを他の落語家さんが

「談志は天才だというけどそんなに天才じゃねえ。

もし、天才だというなら

ひとつの噺を百回稽古する才能に恵まれたんだ。

百回稽古するということは

九十九回目が気に入らないから

百回目をやるわけで、それは修練ではなく

一つの噺に九十九のテーマが見つけられる。

そこが天才なんだ。」

とおっしゃっていて

玉置さんも談志さんもどこまで深く掘り下げていったのか

と考えると頭が下がります。

 

見たくない現実を見る力や考える力が浅いと

目の前の刺激的ですぐに終わりそうな解決策に飛びついて

手を打ったと勘違いしがちで

もっと深く

特別でなく

日常的な構造というか枠組みのようなものの循環を良くすることで

いつの間にか解決しているのが

個人的な理想だと最近は思います。

 

そのためには深く深く掘り下げて掘り下げて

刺激的でかっこいい打ち手や

人に褒められるような解決策ではない

傍目にはただの繰り返しのような作業の中で

いつの間にか良い循環に変わっているというのが

いいなあとも思います。

 

また、その前提として行動の量が必要で

例えばピアノをいかに上手くなるかというと

いかに上手くなるかを考えることだけで

掘り下げても意味がないように

どれだけピアノを練習して

その練習の中でいかに多くの微差やテーマを見つけながら

深く掘り下げていけるかが大切だとも思います。

 

淡々と多くの量を繰り返しながら、深く深く掘り下げていくと

自分のしたいこととしたくないことの境界線が決まってきて

日常の構造というか枠組みのようなものの

良い循環が自然と出てくると思うので。

 

そういうわけで今年個人的には

「淡々と多くの量を繰り返しながら、深く深く掘り下げる」

一年にしていきたいと思っています。

 

 

この意味の分かりいくい理屈っぽい文章に

最後までお付き合い頂き有難うございました。


 

2015年01月07日 00:00

越天楽の黒フェアやります! 2015年の1月15日~21日


 



 

2015black1-275x300

(写真は染上がってきた黒糸です)

 

2014年は12月23日をもって

越天楽、縦横無尽の営業を終了させて頂きます。

今年も多くのお客様にお越し頂き有難うございました。

来年2015年は1月5日より営業を開始致します。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

2015black-300x201

来年の初めからイベントします!

期間は2015年1月15日(木)~21日(水)で

店が黒一色になる越天楽の黒フェアです。

 

2015black2-254x300

手染めされた越天楽の黒は

墨黒のようなやさしい色で

独特の風合いを持っています。

2015black3-300x227

その時その時で

微妙に色が変わる黒を

越天楽のデザインにのせた作品を

だからこそ面白いと思って頂ける方

是非いらしてください。

2015black4-300x182

ただでさえ暗い店内を

黒一色にするという

黒好きの為の

かなり尖って、偏ったイベントです・・・。

 

が、期間中は

ずっと河野が出ています。

 

以前も書きましたが

なんといっても抜け感の方担当ですので

尖っただけではなく

「このデザインで別の色ないの?」とか

「もっと明るい色ないの?」とか

おっしゃって頂ければ

いそいそとバックヤードからとって参ります(笑)

 

黒好きの方はもちろん

そうでない方も

是非越天楽にお越しくださいませ。

 

また、期間中縦横無尽も

普通に開いておりますので

合わせて是非お越しくださいませ。


 

2014年12月06日 00:00

「せっかち」と「ひねもすのたり」と「やさしさ」 2014年12月の越天楽、縦横無尽


 



 

2014hozu-224x300
(写真は秋の保津峡です)

 

 

寒さが厳しくなってきましたね。

くれぐれもご自愛くださいませ。

 

 

与謝蕪村さんは昔から好きで

 

「春の海 ひねもすのたり のたりかな」

 

という句が特に好きです。

 

この句の中の「ひねもすのたり」は

一日中のんびりするという意味といわれています。

ただ、僕は

物事を期限や効率で判断して動かずに

やりたいかやりたくないか、

時間を定めずにどんな内容にして質を高めるか

で判断して動く意味だとも

思っています。

 

で、昔から「ひねもすのたり」であろうと思っているのですが

いかんせん生来、直ぐに結果や流行を追ってしまう

「せっかち」で、程遠い状況です。

 

 

特に毎年12月初めぐらいから集中して

お店や作品の作りに入るのですが

今年こそ「ひねもすのたり」でいきたいなあと

毎年思いながら

いまだ果たしたことがありません。

 

それで今年こそはと思っているのですが、

そう思いながら

12月から禁酒して、

身体を追い込むトレーニングをして、

ひたすらデトックスして、

感覚を研いだつもりになるという

思い切り最近の流行に流された動きをしております。

流されてカッコ悪いと思いながら

何かをしていないと落ち着かないので

ついついしてしまう

せっかちな相変わらずの自分でございます・・・。

 

有り難いことに僕の大好きな奥さんは

「ひねもすのたり」な人なので

二人でつくり上げ、スタッフさんと完成させる

越天楽と縦横無尽は

「せっかち」と「ひねもすのたり」が溢れる

不思議な空間になっているかもしれません。

 

お店での作品、空間、時間の中で

「せっかち」を感じたら僕

「ひねもすのたり」を感じたら奥さんです(笑)

 

「やさしさ」や「謙虚さ」を感じたら

それはスタッフさんのおかげです。

有り難いことに、なぜかスタッフさんは

みんなやさしくて謙虚な方ばかりなので。

 

 

2015年も「せっかち」と「ひねもすのたり」と「やさしさ」溢れる

越天楽、縦横無尽をよろしくお願いいたします。

 

 

 

2014etenraku12-300x225
写真は2014年11月の越天楽です。

 

 

2014jyuou12-300x225
写真は2014年11月の縦横無尽です。

 

2014年12月03日 00:00

祇園(京都市)あたりにいってきました





 

2014kyotaka-224x300
(写真は伏見お稲荷さんの千本鳥居です)

 

11月中旬に京都高島屋さんへ伺いました。

秋冬の新作の評判が上々で嬉しかったです。

多くの方に来ていただき本当に有り難うございました。

地元ですし基本的には前回前々回と行くところは変わりませんが

いくつか久しぶりの所もありますのでご紹介しますね。

 

 


まつもとさん
2014kyotaka1-224x300
京都の江戸前では並びにある松田屋さんと共に
1,2を争うと言われる
お鮨屋さんです。
昔若くして故人となられた大恩人の方に
連れてきてもらっていました。
久しぶりに伺うと相変わらずの質の高いお寿司を頂けました。


外国人の方がすごく多くて
この日本人好みに魚によって熟成を変えて
アミノ酸を最大限にした
青魚の美味しさが分かるのかな~
と思っていたら美味しいそうに食べておられたので
何だかこちらも嬉しくなりました。

 

2014kyotaka2-169x300
明石鯛のコブジメ。

 

2014kyotaka3-169x300
大間まぐろの中トロ。
シャリとの一体感がすごいです。
 

2014kyotaka14-169x300
コハダ。
江戸前の心意気です。

 

2014kyotaka5-169x300
ぶりの炙り漬け。
 

2014kyotaka6-169x300
大粒のいくら。

 

2014kyotaka7-168x300
とろとろのアナゴ。

 

紹介したのは一部で中には
美味しい~雲丹もありましたが
すぐに食べてしまい写真を撮り忘れました。

 

2014kyotaka8-169x300
美味しいお寿司には日本酒がよくあいます。
伏見のまつもと。
もちろん寿司にあう辛口です。

 

 

 

弥次㐂多さん
2014kyotaka9-224x300

前回も紹介した甘味処です。
今回はかき氷の写真を撮った!
と思っていたらあわしるこの写真を撮り忘れました・・・。
来年紹介しますね。

 

2014kyotaka10-169x300
宇治抹茶ミルク金時です。
抹茶は注文を受けてからたててくれます。
変な甘みのない硬派なかき氷です。
かき氷は通年で頂けます。

 

 

 

好さん
2014kyotaka11-169x300
10年くらい前に越天楽が
今と違う場所でお店をしていた時のスタッフさんが、
スナックを祇園にオープンされました。

 

2014kyotaka12-224x300
今の越天楽があるのは
当時彼女が頑張ってくれたおかげです。
有り難うございました。
やさしい人柄の彼女がつくる空間は
やさしい空気であふれてゆっくりした時間を過ごせます。
日曜日以外の午後8時~深夜1時までは営業されていますので
一度訪ねてみてください。

2014kyotaka13-300x156
四条上がって縄手通り一筋目を東入、
最初の筋を北に行って10mくらいです。

 

 

 

以上、祇園あたりはいいところでした。



 

2014年11月25日 01:00

2014年10月の越天楽、縦横無尽と気がついたら商売を始めて20年経っていたこと


 


 

2014etenraku10-300x238
2014年10月の越天楽

 

2014jyuou10
2014年10月の縦横無尽

 

すっかり忘れていましたが
お陰様で今年の10月28日で
商売を始めてから20年となりました。
(もっとも最初の数年は商売というにはヒドイものでしたが・・・)

何とか続けてこれたのはひとえに
お客様、関係者の方々、一緒に仕事をしてくれる仲間たち、
そして家族のおかげです。
本当に有り難うございます。
また、今後ともよろしくお願いいたします。

 

来年2015年で21年目を迎えるわけですが
「来年は、想像の斜め上を行きながら、
どこか抜け感がある感じでいきたいんだよね。」
と大好きな奥さんに話していたら
「だったら私は想像の斜め上をいく担当で
貴方は抜けた方担当ね。」
と、想像の斜め上をいく返答を頂きました・・・。
そういうわけで来年2015年は抜けた方担当として頑張ります・・・(涙)。

 

2015年、個人的には
嵐山の越天楽と縦横無尽というお店の温度をあげて
もっともっと楽しんで頂くために
僕自身がお店に入って
1,2ヶ月に一度ぐらい
様々なイベントをしていこうと思っております。

その分地方に行く
出張のイベントを減らすことになりますが、
わざわざ遠くから嵐山に来て頂いても
満足以上のものを差し上げることのできる
とびきりの時間と空間と作品を提供していくつもりです。
イベントは1カ月くらい前に
順次お店のホームページや
このブログでもお伝えしていきますので
楽しみにして下さいね。

2014年11月07日 00:00

嵐山の谷口さんにいってきました


 


 

寒くなってきましたね。
特に朝晩冷え込みますので皆様お体お気をつけください。

お店のホームページでも昼の部を紹介しておりますが
僕が嵐山で大好きなお店の一つである谷口さんの夜の部を紹介しますね。

9月初めに家族の誕生日で伺いました。
ただ、食べるのに夢中で写真は撮ったのですが
料理名をほとんど聞き洩らしてしまいました・・・。
主に写真でお楽しみください。

2014taniguchiyoru-224x300
(夕方、あかりが灯りだした谷口さん

10年以上前に初めて伺ってから
時々利用させて頂きます。
いつもここに来ると満足以上のものを頂けます。

 

2014taniguchiyoru1-169x300
八寸。旬のものの美しい組み合わせです。

 

 

2014taniguchiyoru2-300x169
必ず出る舟盛り。
少しだけ誕生日仕様にして頂いています。

 

 

2014taniguchiyoru3-300x225
いつも美味しいお吸い物。
お昼のものもそうですが、いいお出汁です。

 

 

2014taniguchiyoru4-300x169
皮から頂ける賀茂ナス。
皮に硬さがなく丁寧に処理して頂いています。

 

 

2014taniguchiyoru5-300x225
器と餡の色のコントラスト、
器と万願寺との色合わせも素敵です。
 

2014taniguchiyoru6-224x300
ご飯は丹波産の新米です。

 

 

2014taniguchiyoru7-300x169
いつも出るこのお漬け物が美味しくて
お腹いっぱいのはずなのにご飯が進みます。

 

 

2014taniguchiyoru8-300x225
こちらもお腹いっぱいで
もう無理と思うけれど
なぜか食べることのできる和牛。
柔らかいから自然と口の中に入ってしまいます。

 

 

2014taniguchiyoru9-300x169
子供のセット。
大人の懐石ぐらい立派です。
もちろんきちんとつくってあります。

 

 

2014taniguchiyoru10-224x300
デザートも少しだけ誕生日仕様で。

 

以上、谷口さんはすごくいいところでした。

 

2014年11月05日 00:00

11月は社長の私が店に出ます


 


 

 2014tsumugi-300x210
(写真は「影をうつして」というテーマで7歳の娘が描いた絵です)

 

「社長いつ行ってもいないじゃない。」

とお客様に言われ

「社長を店で見るのはツチノコみたいなものです。ラッキーですよ。」

とスタッフさんにも言われたことがございます。

 

そんな社長の私がこの11月お店に出ます。

11月7日(金)8日(土)9日と20日(木)~30日(日)です。

朝からというわけではないですが

大体11時ぐらいから15時くらいまでは越天楽におりますので

よろしければ会いに来て下さい。

 

ただ、その際忘れてしまっている訳ではないですが

女性は髪や衣装が変わるだけで印象が全然違いますので

「ここで会ったよ」

と最初にお伝えいただければ嬉しいです。

 

お会いできることを楽しみにしております。

 

2014年10月26日 01:00

松山(愛媛県)に行ってきました


 



 

 2014matsuyama-224x300
(写真は正岡子規さんの誕生跡地です)

松山に伺いました。

松山は三越さんで伺っているのですが

親しくさせて頂いている関西地域の高島屋さんの方が伊予鉄の高島屋さんに異動して

どうしても来てよ~と再三言われて、松山は好きなところだしまあいいかと伺いました。

三越さんのお客様も案内を出していないにも関わらずHPで見て来て頂いたりして有難うございました。

前回と同じところに伺いながら 少しだけ新しいところに伺っておりますので紹介しますね。

 

 

すずさん
 2014matsuyama5-224x300
松山に訪れるたびに毎回寄る
お好み焼きのお店です。
松山で初めてのお好み焼き屋さんで修業された
ママの作る味は
意識して食べると微差にこだわった
ここだけの味です。

 

2014matsuyama6-169x300
看板のすじ焼き。
牛筋にいりこが入っています。
いりこが意外といい味です。

 

2014matsuyama7-169x300
お好み焼き。
少し固めで美味しいです。
マヨネーズで味付けするよりも
自家製ソースで楽しめます。
もちろんマヨネーズも頼めば掛けてくれます。
自家製ソースの甘みで必要ありませんが。

 

 

 

坊っちゃんさん
2014matsuyama1-300x225
昔からある少し町から離れた居酒屋さんです。
ここの雰囲気と料理の味は
わざわざ来る価値があります。
これにチェーンメーカーのお酒ではなく
美味しいお酒があれば間違いなく
何度も来るお店になるんだけどなあ~。

 

あり合わせサラダ
2014matsuyama2-300x168
あり合わせサラダ。
名前にひかれて注文しました。
何気に海鮮が多めに入っていてお値打ちです。

 

 

2014matsuyama3-300x168
焼き物。
アルバイトの学生さんが焼いているにも関わらず
何このレベルの高さ。
という感じです。
いいマニュアルでもあるのかなあ。

 

2014matsuyama4-300x168
ネバネバ系。
こちらも名前に魅かれて。
ネバネバしたものがいっぱい入っています。
これに愛媛のいい日本酒があれば最高なんだけどなあ。

 

 

みしまさん
2014matsuyama9-168x300
松山で有名なフルーツパーラーです。
ここのマンゴーパフェは絶品です。
大きさは小さいけど
マンゴーの新鮮さ
歯ごたえ、甘みは
本場タイで食べたマンゴータンゴという
マンゴー専門店以来の衝撃です。

 

2014matsuyama9
ブドウパフェ。
今回はマンゴーは時期をはずしているのでないですが
ブドウも美味しいです。
京都で言うとヤオイソさんぐらい
外さないお店です。

 

 

子規堂さん
2014matsuyama10-300x225
松山は僕の大好きな正岡子規さんの故郷です。
墨汁一滴、病牀六尺、仰臥漫録等
しんどい時に読むと元気にさせて頂いております。

普段見たくない現実をなんとか見て、
それに対する手を打つので手一杯なんだけど
子規さんは見たくない現実を見ながら
それも含めて愛するというすごい人です。

また、執着して、執着して、執着するところも大好きです。

 

で、松山に来ると必ず子規堂に行ってしまいます。
ただのミーハーです・・。

 

あとお気に入りの権現温泉紹介しようと思ったのですが
写真を忘れましたので次回にしますね。

 

 

以上、松山はいいところででした。

 

2014年10月26日 00:00

ディズニーランドと遊撃戦論




 

2014bazu-224x300
(写真はディズニーランドのパレードです)

 

毎年一度は家族(主に娘)の希望もありディズニーランドに行きます。

今年も行ってきました。

行って家族の喜ぶ顔を見るのは非常にうれしいです。

また、商売や仕事において基本的な「創造と破壊」をすごく効率的に

知的所有権を駆使したマネタイズといわれる利益を上げるまでの流れも

見事にスムーズでいつも感心します。

 

 

ただ、あまりに効率的な「創造と破壊」やマネタイズをみていると

なんだか違和感というか居心地の悪さを感じてしまいます。

こういう効率的なことに居心地の悪さを感じてるから

今、中小零細企業のオヤジでいるんだろうな~と思ったりします。

 

 

ランドはビールも飲めないし・・・。

七面鳥の足にビールはドンピシャだと思うんだけどなー。

 

 

 

仕事において創造と破壊というのは基本中の基本だと思っています。

常に今の現状ではなく今までのやり方を改善したり、

壊しながら新しい何かを作り上げていく。

いくら結果が出ていても

今までのやり方と同じ現状維持というのは

仕事や商売においては劣化していくこと、

価値がなくなることと同じだと思っています。

 

 

ただ、自分の性格的にスピードをもった改善は好きなのですが

次の創造をイメージしながらの破壊というのがどうも苦手で、

したとしても先に破壊してから、さて何つくろうと考えるタイプなので、

かなりリスクが大きいところはあります。

次の家を考えずに今の家を壊して

住む家がないけどどうしよう・・・みたいな。

 

 

こういう僕にとって、

上手いことやっていて(もちろん企業努力の賜物ですが)

効率的なものを見ると

いつも毛沢東さんの遊撃戦論という本を読みたくなります。

弱者が非効率の中で創造と破壊をしながら

なんとか生き残っていく内容と勝手に僕が感じているので。

特に前半部分を。

毛沢東さん本人の功罪は別にして

中小零細企業のオヤジにとっては非常にいい本です。

 

 

で、今回も持っていこうと思ったら

ない・・・・。

どこを探してもない・・・。

 ネットで探すと絶版で中古で一万円以上から・・・。

中古で一万円以上はないわ~。

と思っていたら

あっという間にディズニーランドに行く当日になってしまって

このグダグダとした非効率な感じは

やはり中小零細企業のオヤジだな~

 と思いながら、

 

「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」

で大好きなバズライトイヤーの写真を撮ったり

息子にかこつけて実物大のバズライトイヤーを買ったりして

ちょっと嬉しくなるディズニーランドでした。

 

 

 中公文庫さん再版してくれないかな~。

 

2014年10月12日 00:00